陥入爪とは
爪の端が皮膚に食い込んで傷になり、赤み、痛み、腫れなどの炎症が起こった状態です。巻き爪を伴っている場合もあり、出血しやすい肉芽を伴うこともあります。
広島市安佐南区で陥入爪にお悩みの方は、ましの皮ふ科クリニックにお気軽にご相談ください。
陥入爪の原因
- 深爪(爪の切りすぎ)
- 爪、爪周囲の外傷
陥入爪の治療方法
硝酸銀焼灼
感染している時は、抗生剤、鎮痛剤の内服、肉芽に対しては硝酸銀焼灼を行っています。肉芽に対しては、液体窒素凍結療法や電気焼灼をすることもありますが、硝酸銀焼灼の方が傷みが少ないです。陥入した爪は除去します。
テーピング法
テーピング法とは、爪と皮膚を引き離すようにテープを巻くことで、爪が皮膚に刺さらないようにする方法です。強制力は弱いので、症状が軽い方が適応です。
巻き爪クリップ(保険外治療)
クリップの両端にあるフックを爪先に引っ掛けるだけで、爪甲の弯曲を改善します。特別な外科的処置は必要なく、患者様ご自身で取り扱えます。再発した場合も、繰り返し使用できます。
爪に引っ掛けるタイプのため、爪を少し伸ばした状態での使用になります。弯曲が高度な場合、使用できないことがあります。