帯状疱疹|広島市安佐南区の美容皮膚科・皮膚科|ましの皮ふ科クリニック

皮膚科・美容皮膚科 広島県広島市安佐南区東原1丁目1-2 クリニックビル4F

帯状疱疹 herpes-zoster

広島市安佐南区の皮膚科・美容皮膚科

帯状疱疹とは

身体の左右どちらか片方に、ぴりぴりとした痛みが出現し、その後赤い斑点や水ぶくれが現れる病気です。痛みの程度には個人差があります。神経の損傷がひどいと、皮膚が治った後も、痛みが続くことがあります。
広島市安佐南区で帯状疱疹にお悩みの方は、ましの皮ふ科クリニックにお気軽にご相談ください。

帯状疱疹の原因

神経に潜んでいた水疱・帯状疱疹ウイルスが活性化することで発症します。水痘・帯状疱疹ウイルスは、初めてかかると水疱瘡になります。水疱瘡が治った後、一生涯体内の神経節に潜んでいますが、過労やストレスなどで免疫が低下すると、ウイルスが再び活性化して神経を伝わって、皮膚に達し、帯状疱疹を発症します。他の人からうつるわけではありません。診断が難しい場合、水疱があればデルマクイックVZVという抗原検出キットで確認することができます。

帯状疱疹の治療方法

抗ウイルス薬(内服)

治療の基本は、帯状疱疹の増殖を抑えるために、抗ウイルス薬を内服します。できるだけ早期(3日以内)に開始することが大切です。薬のメカニズムの問題で、効果が現れるまでに、2,3日かかることがありますので、その間に悪化しても、薬を途中でやめないでください。痛みがある場合は、鎮痛薬を併用します。

日常の注意点

病気が治るまでは、休養し、十分な栄養を摂りましょう。

患部が冷えると、痛みがひどくなりますので、気をつけましょう。

水疱瘡を発症させることがありますので、水疱瘡にかかったことがない小さいお子さんと接触しないようにしましょう。

帯状疱疹ワクチン

帯状疱疹ワクチンは生ワクチンと不活化ワクチンの2種類があります。当院では生ワクチンの効果が弱い(予防効果1年後約67%、10年後約15%)ため、不活化ワクチン(予防効果1年後約97%、10年後約73%)の接種のみ行っています。50歳以上または18歳以上で帯状疱疹にかかるリスクが高い方(免疫が低下している方)が対象です。不活化ワクチンは、筋肉内注射で、2か月あけて2回接種する必要があります。広島では助成がなく、当院では1回税込み21,000円、2回で税込み42,000円です。 診察後予約し、後日接種になります。