やけど|広島市安佐南区の美容皮膚科・皮膚科|ましの皮ふ科クリニック

皮膚科・美容皮膚科 広島県広島市安佐南区東原1丁目1-2 クリニックビル4F

やけど burn

広島市安佐南区の皮膚科・美容皮膚科

やけどとは

様々な熱源によって皮膚や粘膜に起こる障害です。皮膚障害の程度は、接触する熱の温度と接触時間によって決まります。非常に高温のものであれば、短時間でやけどになる一方で、44~50℃程度のものでも、長時間接触しているとやけどになり、これを低温熱傷と呼んでいます。特殊なやけどとしては、電流によるものや薬品によるものもあります。
広島市安佐南区でやけどにお悩みの方は、ましの皮ふ科クリニックにお気軽にご相談ください。

やけどの症状

Ⅰ度熱傷

Ⅰ度熱傷は、表皮までの障害で、痛みがあり、赤くなりますが、痕を残さず治ります。

Ⅱ度熱傷

Ⅱ度熱傷は、表皮から真皮までの障害です。Ⅱ度熱傷は深さによって、更に2つに分けられます。浅いⅡ度熱傷は、浅達性Ⅱ度熱傷といい、痛みがあり、水疱ができて、水疱が破れたら赤くなっています。深いⅡ度熱傷は深達性Ⅱ度熱傷といい、痛みは鈍く、水疱ができて、破れたら白くなっています。

Ⅲ度熱傷

Ⅲ度熱傷は、表皮、真皮全層以上の障害で、痛みはなく、白~褐色~黒色になります。

やけどの治療方法

すぐに流水で患部を冷やす

やけどを受傷したら、すぐ流水で患部を冷やすことが大切です。やけどが深くなることを防ぎ、痛みを和らげます。部位や年齢により一概にはいえませんが、15~30分程度冷却しましょう。Ⅱ度以上のやけどの場合、医療機関への受診をお勧めします。水ぶくれは破らずに受診してください。被覆テープを直接貼ると、剥がすときに破れますので、避けてください。

Ⅰ、Ⅱ度火傷

Ⅰ、Ⅱ度の浅いやけどは、軟膏で治療します。細菌が感染すると、やけどの傷が深くなり、治るのに時間がかかるため、感染対策の治療も行います。

深いⅡ度以上の火傷

深いⅡ度以上のやけどでは、皮膚を作る基となる細胞が傷の中に少なくなってしまい、周りから少しずつ新しい皮膚が出来てくるので、治るまでにとても時間がかかります。壊死した皮膚が残っていると、細菌の感染源になることがあるので、取り除きます。