蕁麻疹|広島市安佐南区の美容皮膚科・皮膚科|ましの皮ふ科クリニック

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蕁麻疹 hives

広島市安佐南区の皮膚科・美容皮膚科

蕁麻疹とは

突然皮膚の一部が赤くふくらみ、しばらくするとあとかたなく消える病気です。ほとんどの場合、赤いふくらみと前後して強いかゆみを伴います。ひとつひとつが消えるまでの時間はたいてい数十分から数時間ですが、次々と別のものが現れることがあります。症状が出現してから6週間以内のものは急性蕁麻疹、6週間以上症状を繰り返す場合、慢性蕁麻疹と呼びます。
広島市安佐南区でじんましんにお悩みの方は、ましの皮ふ科クリニックにお気軽にご相談ください。

蕁麻疹の原因

多くの場合、はっきりとした原因が特定されていないのが現状です。風邪などの感染症、疲労、ストレス、刺激の強い食材の摂取などにより悪化することが多いとされています。

原因がはっきりしているものとしては、特定の食物、薬、あるいは皮膚を擦ったり、冷やしたりといった物理的な刺激、発汗などの特定の刺激が加わったときに現れる蕁麻疹です。ほとんどの場合、刺激が加わって数分~2時間くらいのうちに症状が現れて、2~3時間以内におさまります。食べ物が原因として疑われる場合は、検査可能なものであれば、血液検査で確認できます。

蕁麻疹の治療方法

根気よく治療を続けることが大切

治療の基本は、抗ヒスタミン薬を内服すること、悪化因子を明らかにしてそれらを避けることです。慢性蕁麻疹では、原因を明らかにできることは稀ですが、多くの場合は内服治療を続けていくことで徐々に症状がおさまり、やがて治る日もやってきますので、根気よく治療を続けることが大切です。

抗ヒスタミン薬が効きにくい場合は、補助的治療薬と呼ばれるお薬を併用します。症状が強く、速やかに症状を和らげる必要がある場合には短期間のステロイドの内服を併用することがあります。これらの治療にも関わらず、日常生活に影響するほどの蕁麻疹が続く場合は、抗体医薬と呼ばれる注射薬(オマリズマブ)、免疫抑制薬(シクロスポリン)が必要になることがありますが、その際は総合病院へ紹介します。

日常の注意点

日焼け、アルコール摂取、熱いお風呂、激しい運動をすると症状が悪化することがありますので、控えてください。
魚介類、肉類はなるべく新鮮なものを食べ、食品添加物は少なくした方がいいです。
過労や感染を起こさないように、規則正しい生活と十分な睡眠、休養を心がけ、バランスの取れた食生活を心がけてください。