皮脂欠乏性湿疹とは
皮膚が乾燥して、かさかさすることから始まり、ざらざらしたり、皮がむけたり、赤くなったり、切れたり、かゆくなったりします。
広島市安佐南区で皮脂欠乏性湿疹にお悩みの方は、ましの皮ふ科クリニックにお気軽にご相談ください。
皮脂欠乏性湿疹の原因
年齢等による皮膚の乾燥、冬の外気、エアコンによる低湿度環境、紫外線、過度の入浴、脱脂作用の強い洗浄剤やこすり洗いなどの不適切なスキンケアなどが原因で、敏感になった皮膚に、かゆみが出たり、炎症を起こしたりします。
65歳以上の高齢者の7割は皮膚の乾燥があるという報告もあります。
皮脂欠乏性湿疹の治療方法
保湿剤の外用と生活環境・生活習慣に気を付ける
保湿剤の外用と、生活環境、生活習慣に気を付けることが大切です。
熱いお湯に長時間入浴すると、皮脂が失われてしまいます。ぬるま湯で短時間を心がけましょう。ナイロンタオルは厳禁で、泡で優しくなでるように洗ってください。乾燥が強いところは、泡をつけなくてもいいです。拭くときも、そっとタオルを当てて吸収させるようなイメージで優しく拭き取ってください。
エアコンなどで、室内が乾燥していたら、加湿器、部屋干しなどで、湿度を調整しましょう。
直接肌に触れる衣類は、ごわごわしたものを避けましょう。
かゆみ、炎症を起こしてしまったら、ステロイド外用薬が必要になります。かゆみが強い場合は、内服薬を追加します。