酒さとは
頬、鼻、額の中心部が赤くなる、いわゆる「赤ら顔」を特徴とした病気です。温熱、紫外線、運動、洗顔、飲酒、香辛料のきいた食事などの刺激に反応して、ほてりやヒリヒリ感を感じたり、赤みが悪化したりすることが多いです。皮膚の炎症、血管拡張により生じていると考えられています。次第に赤いブツブツが増えてくることがあります。もっとひどくなると、鼻がぼこぼこ大きくなってくることもあります。
広島市安佐南区で酒さにお悩みの方は、ましの皮ふ科クリニックにお気軽にご相談ください。
酒さの原因
原因は、はっきり分かっていませんが、遺伝的背景の関与、微生物に対する免疫異常、神経の異常などが考えられています。
酒さの治療方法
赤みに対する治療
IPL、パルス色素レーザーは、日本皮膚科学会のガイドラインでC1(選択肢の一つとして推奨)分類されています。当院では保険外診療ですが、IPLの施術を行っています。
保険適用の薬としては、ロゼックスゲルがあります。ぶつぶつには効果がみられますが、赤みに対する効果は弱いです。
ぶつぶつに対する治療
ロゼックスゲル
テトラサイクリン、マクロライド系抗菌薬内服
アゼライン酸クリーム(保険適用外ですが、当院で取り扱いあります。)
日常の注意点
悪化因子となる紫外線、飲酒、香辛料、激しい運動を避けましょう。
できるだけ低刺激の洗顔料を用い、ぬるま湯で洗顔し、低刺激の化粧品を使いましょう。
摩擦を避けましょう。
ストレスを避けましょう。